島の子どもたちとの環境学習~面縄中学校~


伊仙町環境教育コーディネーター業務、2校目は本年度から新たに環境学習に取り組む面縄中学校の様子をご紹介します。

面縄中学校の子どもたちには、まずは身近な場所にある自然や課題を知ってほしいと考え、1年生(20人)を対象に「外来種問題」をテーマに授業を計画しました。

さっそく7月4日に、環境省アクティブレンジャーの中澤孝さんの出前授業を実施。

生徒たちは世界自然遺産について、徳之島に生息している生き物について、島内で問題になっている外来種について学びました。

9日には鹿児島大学の鈴木英治先生や認定エコツアーガイドの美延睦美さんと一緒に、学校周辺にある外来植物について観察、調査をしました。

この日は通学路のほんの一部を歩きましたが、アメリカハマグルマやアカギ、ギンネムなど数十種を確認。

観察した外来植物の一部は学校に持ち帰り、外来植物の生態や特徴について詳しく教わりました。

生徒たちは、2学期には喜念浜でポトスなどの外来種駆除作業を体験し、秋の文化発表会に向けて学校周辺の外来種マップを完成させる予定です。