喜念浜で海岸清掃とウミガメの痕跡観察
6/16、喜念小学校の3、4年生と海のゴミについて考える環境学習を実施しました。
授業はまず、学校のすぐ裏に広がる国立公園の喜念浜での海岸清掃からスタートしました。
直前に通過した台風の影響もあり、浜には多くの漂着ゴミが押し寄せていました。児童たちは、漁具やおもちゃといった大型のゴミをはじめ、さまざまな漂着ゴミを回収しました。
また清掃中、ちょうど産卵シーズンを迎えているウミガメの足跡や産卵跡などの痕跡もあわせて観察し、この美しい浜が豊かな生態系を育む重要な場所であることを肌で学びました。
海洋ゴミ、マイクロプラスチックについて学ぶ
作業後は教室へと移動し、ナチュラリストであり高校教師でもある林 倫成先生を講師にお迎えして座学を実施しました。
講義では、島に流れ着く漂着ゴミが「どこの国から、どのようなルートでやってくるのか」、逆に「日本から排出されたゴミは世界のどこへ流れ着いているのか」という地球規模の現状について解説をしていただきました。
さらに、深刻化する海洋プラスチックゴミが海の生き物たちに与える悪影響や、巡り巡って私たち人間に及ぼす影響についても分かりやすく教えていただき、児童たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
回収したゴミの分別・調査ワークショップ
座学の後は、海岸清掃で回収したゴミを使った分別ワークショップを行いました。
外国語の文字が印字されたペットボトルや、紫外線や波の影響で劣化しボロボロと崩れるプラスチック片、発泡スチロールなどを一つひとつ丁寧に確認しました。
ゴミの種類や特徴ごとに分類し、数を数えるなどの調査活動を通じて、先ほど座学で学んだ「海洋ゴミのリアルな現状」を、身をもって体感する時間となりました。
小学校の児童によるこの海洋ゴミ学習は、今回の1回きりでは終わりません。
今後、子どもたちはもう一度喜念浜へと足を運び、海岸清掃とゴミの分別調査に取り組む予定です。
今回の授業を通じて学んだこと、自分たちで目にした現状をしっかりとまとめ、最終的には学習発表会にて成果を広く発表することを目指しています。
次回の活動を通じて、子どもたちの環境への意識がどのように深まっていくのか、今後の展開が非常に楽しみです。








