徳之島では、他の世界自然遺産登録地である島々と同じように、希少野生動物のロードキル対策がIUCN(国際自然保護連合)から指摘された重要課題の一つとなっています。
特にアマミノクロウサギは体が黒く夜間に視認しづらいことに加え、夜間は車の走行スピードが上がりやすいことが事故の大きな原因となっています。
こうした状況の解決に向け、当会では公益財団法人JAC環境動物保護財団の助成を受け、新たな保護対策に着手しました。
7月30日には太平電機株式会社の社長らが来島され、当会スタッフとともに島内のロードキル多発地点へ「ミリ波レーダー機」とシステムについての説明を記した看板を設置しました。
このシステムは、夜間における車の走行速度を検知して信号と同じ「青・黄・赤」の光でドライバーに直感的なスピードダウンを促すとともに、走行データを蓄積・分析して今後のより効果的な事故防止策に活かせる仕組みを備えています。
環境の変化に応じた実効性の高い対策を講じるため、まずは本システムの検証運用を通じ、各方面と連携しながらアマミノクロウサギをはじめとする希少な生き物たちの大切な命を守る取り組みを推進してまいります。




