1月2日、私たちの大切な世界自然遺産の森へ、新年のご挨拶に行ってきました。
事務局スタッフの一人が家族とおにぎりを持って三京林道に行くという話から、「私たちの活動は今年も徳之島の森から始めたい！」ということになり、事務局のスタッフとその家族、約20名で新春の森を堪能しました。
この日は認定エコツアーガイドの研修も兼ねて、みんなでゆっくりと歩きながら、赤や黒などたわわに実る木の実やアマミノクロウサギの食痕、フンなどをじっくりと観察しました。
お楽しみのお弁当タイムでは広場にシートを広げ、みんなで持ち寄ったおにぎりやおかずを並べてスタンバイ。
温かいお茶で乾杯をして、今年もまたみんなで島の自然ため、子どもたちのため、そして自分のために、心をひとつに頑張っていこう！と話をしました。
「みんなで食べたらおいしいご飯がもっとおいしいね」「お正月から森で食べられるなんて幸せ」と笑顔があふれた一日でした。
元気いっぱいの子どもたちは、森の中でかくれんぼをしたり追いかけっこをしたりとのびのびと体を動かし、特大サイズのオキナワウラジロガシの実を見つけて大喜び。
最後はみんなで林道沿いなどのゴミを拾いながら、帰りました。
今年は新年早々から自然災害や事故などが続き、本当に胸が痛みます。
親しい仲間や家族と穏やかに過ごせる日常が、どれだけ尊く幸福であるかをしみじみと実感したお正月でした。