動物園のことを学ぶ


2月に入ってイベントや調査、作業がみっちり詰まり、活動報告がなかなか更新できずにいます。

少し日付が溯りますが、1月27日(土)に鹿児島市平川動物公園主催の講演会「動物園って何するところ?~奄美群島の野生生物たちと平川動物公園の関わり~」が、徳之島町生涯学習センターで開催されました。

島内から親子連れなど約30人が参加し、私たちが知っているようで意外と知らない動物園のこと、飼育されている動物たちの特徴などについて学びました。

福守園長の講演では、平川動物公園が野生生物の保全に関わっている現状など、動物園の役割や取り組みについて教えていただきました。

桜井獣医師からは、昨年から公開展示されているアマミノクロウサギのテツコの様子などについて紹介がありました。

日頃からたくさんの動物と触れ合っている職員ならではのお話も多く、みんな興味津々の様子でした。

アマミノクロウサギについては、手厚いケアを受けながら細やかな記録や調査がされているということで、展示中のテツコの性格や特徴についても詳しく知ることができました。

イベント内では当会の事務局長より、徳之島で行っているクロウサギをはじめとする希少動物に関する取り組みなども報告しました。

講演の後には動物に関するクイズコーナーでは、大人も「へぇ~!」と思わず声が出るような解説もありました。

動物の缶バッチやポストカードのプレゼントも準備されていて、子どもたちもとても楽しんでいました。

今回のイベントでは、動物園は生き物の保護や調査、研究のために重要な場所であることを知り、これまで以上に動物園を身近に感じることができました。

もっともっとたくさんの島の子に聞いてほしかったです。

今後も離島でイベントが開催されることがあると思いますので、機会があればみなさんもぜひ参加してみてくださいね。