設立後15年目となる、令和7年度の活動が始まりました。
虹の会では、これまでの活動から見えてきた様々課題をふまえ、一昨年より環境教育に重点を置く活動を始めています。
新年度早々、第1回目の出前授業が「鹿児島県のハブとの共存に関わる総合調査事業」により、夜間生き物調査で来島していました、奄美市博物館の自然史学芸員、平城達哉さんを講師にお招きし、伊仙町犬田布にあります、わかば認定こども園で、実施されました。
こども園での自然学習の座学は当会も初めての試みで、4~5才児がどんな反応を示すのかドキドキの計画でした。
元気で素直で可愛いのはもちろんですが、お話を聞く姿勢は花マルで、お行儀よく集中して聞いていました。
こども園では、日頃から島の自然に触れる活動を積極的に行っているそうで、子ども達の関心は非常に高く、生き物のクイズでは、「はい!はい!」と勢いよくたくさん手が上がり、大きな声で答えた回答は、ほぼ全問正解で、講師の先生も大変ビックリしていました。
こうして、小さいころから自然に親しむ機会をどれだけ作ってあげられるかを考える事も、豊かな自然を遠い未来へつながる活動のひとつだと考えております。