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徳之島は、特異な島の成り立ちと稀な気象条件の下で育まれた、アマミノクロウサギをはじめとする世界的にも貴重な動植物の宝庫です。
また、3万年前の石器時代から人が暮らしていた歴史ある島で、サトウキビ・闘牛・子宝日本一の島としても知られています。
徳之島虹の会は、本業の傍ら、地域のボランティア活動に携わってきた人々が、もっと徳之島を楽しみ、守り、伝えたいと願い、2011年に設立されました。
会の名前の虹(ニジ)には、虹本来のイメージのほかに島の方言で「仲間」の意味があります。島をこよなく愛する仲間(シマニジ)が集い、人と人、自然と暮らし、過去と未来をつなぐ、かけ橋(ニジ)になることを目指しています。
設立当初より、島民、主に子どもたちと、島の宝(自然、歴史、文化など)の魅力と知識の普及を図るとともに、その保全・継承の活動に取り組んできました。
近年は、島の宝を未来へつなぐ活動として、世界自然遺産登録の推進にも積極的に取り組み、希少野生動植物の保護活動、自然環境の保全活動、子どもや住民を対象とした環境学習、貴重な自然や文化を守り伝えるエコツーリズムの推進などを行っています。
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