伊仙町の環境学習事業、三校目の糸木名小学校での様子をご紹介します。
同校では昨年、学校の周辺にある植物の植物標本づくりに挑戦しました。
今年も植物に関連した学びを…ということで、写真展と学校の敷地内の植物観察会を計画しました。
写真展は11月6日~17日までの2週間、地域の方々にもご覧いただける形式で、徳之島の希少な動植物などを中心に展示しました。
展示作業が終わる頃には、先生方も見学。
「カエルってよく見るとかわいい!」「徳之島にこんなに生き物がいるんだ」「これは子どもたちが好きだろうなぁ…」とそれぞれ感想を言いながら、興味津々で見入っていました。
子どもたちは授業の一環として写真展の教室を見学。

これまで知っていたものもそうでないものも、徳之島にいる多様な動植物をあらためて知ってもらえたことと思います。
15日の植物観察会では、島内で問題にもなっている巨大化したポトス(オウゴンカズラ)などの外来種のほか、帰化植物、在来種や希少な着生ランなどを観察。
植物のほかにいくつかの昆虫も観察でき、それぞれの特徴や保全と管理(動植物との付き合い方)についても学びました。
子どもたちからは次々と質問も飛び出し、学校の敷地内にある身近な植物のことを知って興味関心を持ってくれたようです。