島の子どもたちとの環境学習~糸木名小学校~


伊仙町環境教育コーディネーター業務、3校目は糸木名小学校です。

昨年度は植物について学びを深めた子どもたち。

本年度は3、4年生(児童6人)を対象に、島の生き物に興味関心をもってもらうような授業を計画しています。

7月13日には環境省の大谷慧管理官から、世界自然遺産について、徳之島の生物多様性について、人と野生生物とのかかわり方について教わりました。

そして、24日には親子で夜の学校で生き物観察会を実施しました。

夜の学校に集合するだけで、なんだかワクワクしている子どもたち。

懐中電灯を手に、校舎の隅に巣を張るオオジョロウグモや校庭の木で寝ているメジロのひな、開花中の希少種・フウランの花などを観察しました。

中之島在住の講師・美延優志さんから、生き物たちの生態や特徴、在来種や外来種について教わりました。

子どもたちは講師の解説に耳を傾けながら、熱心に観察していました。

糸木名小では、秋にはドングリ拾いをしてアート作品を作り、展示・発表を計画しています。