シロアゴガエル・バスターズ奮闘記


今年6月から始動したシロアゴガエル・バスターズ。

島内在住の小中学生24人とその保護者がこの夏、暑さに負けないくらいの熱い気持ちで活動をしてくれました!

土日と夏休み期間中、子どもたちは虹の会のバスターズと一緒に沈砂池を回ってシロアゴガエルの泡巣を回収したり、草木トラップを点検・交換したりしながら記録をとりました。

参加している子どももさまざまで、最初はスタッフ任せだった子も今ではすっかり手慣れた様子で積極的に動いています。

今夏は気温が非常に高く雨量も少なかったためか、はたまた虹の会の昨年の頑張りが効果を発揮しているのか、シロアゴガエルの捕獲数が少ない傾向にありました。

シロアゴガエルを自由研究のテーマに決めた子どもたちは、夏休みの間中虹の会の事務所に通い、データ収集に苦戦しながらも活動を振り返り、一生懸命まとめ学習を頑張りました。

九電みらい財団の助成で実施する活動は日中の作業やまとめ学習のみですが、頑張っているバスターズの子どもたちのモチベーションが上がるようなイベントも計画。

カエルの声を聞きわけるための夜間観察会や、世界自然遺産の森へナイトハイクも実施しました。

子どもたちは、バスターズの活動をきっかけに徳之島の自然や生き物に親しみを持ってくれたようです。

バスターズの活動は9月上旬で終了しますが、子どもたちが今後も足元の宝を愛しみ、守っていくきっかけになれば…と思います。