9日、シロアゴガエル・バスターズの全活動が終了しました。
虹の会ではこれまで島の子どもたちといろいろな自然体験活動、環境教育活動を実施してきましたが、生き物を対象にした外来種の駆除活動は初めての取り組みでした。
そのため、事前に何度も話し合いを重ね、関係機関と細かい調整をしました。
豪雨や台風など悪天候でスケジュールを何度も調整しながら、手探りで進めていった活動でしたが、参加した小中学生の子どもたちと保護者のみなさんは、本当に熱心に活動に取り組んでいました。
バスターズの活動に参加した親子からは「活動を通して、島の自然や生物に対する考えが変わった」「外来種のことをもっと勉強したくなった」「自然や生きものが好きというだけではなく、どうしたら守ることができるのかを考えるきっかけになった」といった感想をいただきました。
子どもたちだけではありません。
最初は「子どもが参加を希望するから…」と付き添っていた保護者の方が、いつの間にか子ども以上に熱心になっていたり、自由研究について家庭で話し合ったりと、親子間のコミュニケーションが増えたというお話も聞かれました。
虹の会がいつも親子体験や自由研究を勧めるのにはこういったねらいもあるのです。
今回、大変なこともたくさんありましたが、参加者がいきいきと活動する様子を間近で見ることができ、本当に企画してよかったと感じました。
私たちの活動は、ゴール地点がすぐそばにあるものばかりではないため、なかなか結果が見えづらいです。
だからこそ、子どもたちから「島の自然を大切にしたい」「島がもっと好きになった」「活動してよかった」といった言葉のプレゼントが、なによりのご褒美なのです。
これからも、虹の会は子どもたちとの体験活動を最優先に!
島の宝を共に学び、守り、未来へつないでいけるような活動を目指していきたいと思います。
バスターズの活動を応援し、協力してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
シロアゴガエル・バスターズの活動がKTS鹿児島テレビで紹介されます。ぜひご覧ください。
◆ 番組名:かごんま未来ノート
◆ 放送日:10月2日(水)
◆ 時 間:22時54分~23時00分