秋らしさを感じるようになったと思ったら、あっという間に12月。
今年も残すところあと数週間となりました。
さて、環境教育事業でさまざまなテーマに取り組んだ伊仙町の各学校では、学習発表会などで学んだことを展示・発表してくれました。
2学期に通学路の外来種について調査し、喜念浜でポトスの駆除に汗を流した面縄中学校の生徒たちは、講師の先生に教わったことをベースに自分たちでも話し合って植物について調べ、壁新聞を完成させました。
観察時に採集した外来植物の標本も作りました。
丁寧に書かれた新聞や標本に、生徒たちと一緒に野外観察をした虹の会のスタッフも関心していました。
自然、歴史、文化の3つの班に分かれて、地域の宝さがしをした伊仙中学校でも、各班の生徒たちが自分の目で見て、聞いて、触って感じたこと、学んだことを振り返り、壁新聞を作りました。
学習発表会までの短い期間でまとめたので、最後はギリギリになった班や修正が必要な部分もありましたが、2月のインドネシアとのWeb交流までに納得のいくものに仕上げられるのではと思います。
各学校での取り組みは、取り組む時期や環境学習時間の配分、先生や子どもたちへのサポートなど、いろいろな場面で細やかな調整が必要となります。
生徒たちをサポートした先生方には、たくさんエネルギーを使っていただきました。
一方で、昨年度とは違った課題も見えてきて、学ぶことも多くありました。
今後も子どもたちが充実した体験活動ができるように、学びを活かしていきたいと思います。