ハロウィンのお面作りに挑戦!


朝晩が肌寒くなり、徳之島にもすっかり秋の気配が感じられるようになりました。

11月1日、赤組子ども育成会が伊仙小学校の体育館で「ハロウィンのお面づくり」体験活動を開催しました。

当会からは、認定エコツアーガイドで森と海の藝術楽校代表ののせたかこさんらが講師として参加。

親子9組21人が集まり、身近な植物を使ってオリジナルのお面づくりを楽しみました。

お面の材料となる植物は、各家庭から持ち寄られました。

クロトンやススキ、センネンボク、ポトス、シュロなどの色とりどりの葉に加え、タイワンレンギョウ、ゲットウ、モクマオウ、センニチソウといった実や花も集まりました。

子どもたちは、「どんなお面にしようかな」と試行錯誤しながら、段ボールの台紙に葉っぱや木の実を貼りつけていきます。

完成したお面はどれも個性豊かで、世界に一つだけの素敵な作品ができあがりました。

制作活動の後は、お面を付けた子どもたちが、赤組集落にある徳之島老人ホームなど数軒を訪問。

両手に扇子を持って、地域の伝統の踊り「意見口説(イキンクドゥキ)」を披露しました。

踊りのあとにはお菓子のプレゼントをいただき、子どもたちは大喜びでした!

「時間が足りないくらい楽しかった!」「葉っぱをくっつけるのが難しかった」「踊ってお菓子をもらえてうれしかった」など、子どもたちからは笑顔いっぱいの声が聞かれました。

保護者の方々からも、「親子で地域と交流できてよかった」「木の実や葉っぱを探しに行ったのが楽しい思い出になった」「子どもと一緒に楽しめて、これをきっかけにいろいろなことに挑戦したい」といった感想をいただきました。

近年、島の子どもたちと地域の方々が交流する機会が少なくなっています。

そのような中で、このような地域活動は、自然に触れ、親子の絆を深め、地域の伝統を学びながら、人と人とのつながりを育む貴重な機会となっています。
当会としても、こうした活動に協力できたことを大変うれしく思います。

ご協力くださった地域の皆さま、本当にありがとうございました。