1日目に濃密な体験をした北海道の高校生たちですが、2日目もしっかりと濃い体験をしてもらいました。
●徳之島満喫エコツアー
3~5人ずつのグループに分かれ、12名のガイドの案内でオリジナルのエコツアーに参加しました。
生徒たちは、世界自然遺産の森や鍾乳洞、海岸、史跡など徳之島ならではのスポットを時間いっぱいまで巡り、島の特色ある自然や歴史、文化を満喫しました。
エコツアーのゴール地点となる空港では、ガイドさんとの別れを惜しむ生徒たちの姿が。
短い時間でしたが、生徒たちとガイドさんの間に特別な絆が生まれたようです。
プロジェクト終了後、参加した生徒たちから「徳之島の人がとても優しく、温かかった」「エコツアーで海や森、歴史や文化など徳之島の素晴らしいところをたくさん学ぶことができた」「民泊での交流が楽しかった」「絶対また徳之島に行きたい」といった嬉しい感想がたくさん寄せられました。
これを受け、関係者と振り返りの機会を設けました。
民泊事業者さんもガイドさんもとても喜んでいて、「やってよかった!」「北海道に孫(甥や姪)ができた」「また来てほしい!」「次はこうしよう」と、前向きで積極的な意見がたくさん出ました。
虹の会の事務局としても、生徒たちをケガなく安全に帰すことができたことに安堵し、関係者との振り返りを終えてようやくプロジェクトが成功したという実感がわきました。
私たち島民にとっても学び多き、良い経験になりました。
徳之島には「くゎーどたから(子は宝)」という言葉があります。
私たちは日頃から青少年健全育成を柱に活動しています。
今回のプロジェクトは、私たちにとって島の子どもたちだけでなく、日本中、世界中の子どもたちが何にも代えがたい大切な宝だと再確認させてくれるものであり、より一層活動に力を入れて頑張ろう!という気持ちにさせてくれる素晴らしいものでした。
北海道の高校および旅行社の皆様、協力してくださった地元関係者の皆様、本当にありがとうございました。