インドネシアとオンライン交流


 1月30日、天城町立兼久小学校の5,6年生12人が、インドネシア・バリ島の子どもたちとオンライン交流をしました。

数年前からJAICA研修で交流のある(一社)あいあいネットの呼びかけで実現したもので、虹の会も打合せの段階から裏方としてお手伝いをさせていただきました。

今回、徳之島の子どもたちと交流したのは、バリ島の国立公園地域に近いムラヤ村クラタカン集落の子どもたち。

日頃からバリ島の固有種・カンムリシロムクの保護活動に取り組んでいることから、カンムリシロムクの生態や特徴、保護活動について紹介してくれました。

対する兼久小の子どもたちは、徳之島の希少野生生物や自分たちが体験した米や黒糖づくりについてクイズを交えながら紹介しました。

質問タイムでは、お互いの地域の植物や食べ物、遊びなど共通するものや違いについても学びました。

 翌日には、伊仙町立犬田布中学校の生徒たちと、同地域の中高生が交流。

この日は島の生徒から希少種や外来種などの植物、塩づくり、マンゴーやコーヒー栽培について紹介し、今着ている服装(制服)のことやマンゴーの販売価格など、オンラインで相手が見えるからこその質問も多数ありました。

 インターネットで積極的に世界とつながり知見を広げることができる時代だからこそ、島の子どもたちが他者への理解と思いやりの心を持ち、地元の宝を改めて見直し愛しんでくれると嬉しいです。